地震大国と言われる日本。
阪神淡路大震災や東日本大震災など、
他にも各地で起こる地震。
地震が起きたとき、まず何をするべきか、
ご存知ですか?
そして、いざ災害に遭遇したとき、
あなたはどうしますか?
阪神淡路大震災と、大阪北部地震を体験をもとに、
お話しますね!
地震がおきたら。まずするべき事とは?
「地震がきたら、まず机などの下にかくれましょう!!」
そう、教えられた人も多いと思いますが、
半分合っいて半分間違いです!
机が近くにあるなら良いですが、
机などが離れている場合、揺れているときに移動は出来ませんし、
逆に危ないです!
地震が来たらまずすること
1.その場でしゃがみ、近くにあるクッションや枕、雑誌やカバンなどで頭を守る
なければとりあえず、手だけでも大丈夫です。
とにかく、まず自分や我が子の命を守りましょう!
2. 揺れが収まったら、火の元を確認。
火が消えている事を確認して、元栓を閉めます。
火の元は必ず確認してください‼️
パニックになってしまって忘れがちですが、
確認をせずに火事になれば、更に大変な事に!!
3. 出口を確保する。
玄関や勝手口、割れていなければ、
窓などが開くか確認。
大きな地震だと、扉が歪んでしまったり、
物が散乱して出入口をふさいでしまうこともあります。
散乱したもので怪我などしないように注意しながら、
出口を確保しましょう!
4.家に家族がいれば集まり、
ラジオやテレビ、スマホなどで現在の状況を確認。
5. 非常袋の中を確認。
いつでも避難出来るように準備する。
その間も余震が来たりするので、
気をつけながら、
とりあえず落ち着くまで様子をみます。
こちらも合わせてどうぞ!
台風や地震の災害の時の備えは?避難グッズで必要な物は何?
揺れが収まったらする事。
●電気やガス水道など使えるか確認。
ラジオやテレビ、住んでる地域のホームページにも
ライフラインの状況があると思いますので、
そこからも確認してください。
ガスは、地震の場合、
自動的に供給ストップすると思いますので、
ほぼ使えないでしょう。
電気は数時間後か、翌日には、
復旧することが多いです。
水道は、地域によって出る所もあれば、
出ない所もあります。
一度水を出して確認してみます。
もし問題なく出れば、今後に備え、
バスタブやバケツ、ヤカンやお鍋などに
水を貯めておきましょう!
お子さんがバスタブで溺れる可能性もありますので、
違う方法で水を確保するか、
子供がお風呂場に近寄らない様に
気をつけましょう!
また、家の中を片付ける場合は、
割れたガラス片などで怪我をしないように、
必ず靴か靴下とスリッパを履きます。
家族と連絡をとる。
地震直後は、固定電話は回線が通じない事もありますので、
少ししてから連絡を取り合うようにします。
携帯電話やラインなどSNSを使うと
繋がりやすいですよ^^
避難する場合
●お隣さんやご近所さんと声をかけあい、避難を開始します。
その時、必ず両手は空けるようにし、
お子さんがいる場合は手を繋ぎます。
防災頭巾やヘルメット、
なければ、帽子の内側にタオル入れて
被ります。
●避難は、必ず徒歩で!!
倒れそうなブロック塀や、落ちてきそうな看板などに気をつけましょう!
地震がおきたとき、やってはいけないこと!
地震でパニックになり、外に飛び出す!
外はどのような状況かわかりません。
看板が落ちてきたり、塀が倒れてくることも。
必ず揺れが収まり、情報を収集して、
外の様子を確認してから外に出るようにします。
家の中を裸足で歩く。
物が倒れたり色々なものが散乱している中に
ガラス片が散らばっている可能性があります。
必ず靴か、靴下とスリッパを履いてから、移動しましょう。
停電などでうす暗いところで、作業する。
怪我をするもとです。
必ず軍手や手袋をしましょう!
地震の対策や準備はどうするの?
●寝室の家具の配置を安全にする
寝ているときに、棚や倒れたり、
花瓶など重いものが落ちないようにします。
特に枕元には何も置かないようにしたり、
家具は低い位置で揃えたり、
色々工夫してみましょう!
●棚をきちんと固定する
震度6以上ですと、棚は倒れてきます。
つっぱり棒などで固定をしましょう。
また、扉がついていなかったり、手前に開くタイプの扉だと、
揺れで中身が散乱することがあります。
●重いもの、割れ物は棚の上のなどにに置かない。
●非常持ち出し袋を定期的に確認する。
薬が古くなっていたり、
ガーゼや絆創膏などが黄ばんでいたり
食料品の期限が切れていたりします。
最低限、夏と冬の2回、
もしくは衣替えと一緒に見直しましょう!
また、地震が起きたときは、
火元を確認する。
避難するときはブレーカーをおとす。
怪我をしないように、軍手や靴を履く。
怪我をしても、災害時には救助には中々来てくれません。
ですから、自分の不注意での怪我は
避け、
自分の命は自分で守ります。
地震まとめ
私は阪神淡路大震災と、大阪北部地震を体験しました。
どちらとも、揺れが激しく、
頭をかばう事も出来ず、
ただ、その場で動かずにいることしか、出来ませんでした。
多分、実際に地震に遭われた方は
そうじゃないかなと思います。
地震後も電気ガス水道は止まり、
不便な生活を送りました。
地震はいつ起こるかわからないものです。
何回経験しても慣れるものではないし、
毎回凄く怖い思いもします。
ですから、せめて自分や大切な人の命を守れるように、
地震に備えて自分に出来る限りの対策はしておきましょう!
それでは、また!!