日本の暦の二十四節気とは?旧暦とは違うの?季節感のズレを感じるのはなぜ?

今も四季を感じ、日々暮らす日本人。

しかし、昔の人はさらに身近に季節を感じ、
暮らしていました。

季節は太陽の動きが影響します。
月の満ち欠けを基準とする太陰暦 (旧暦)では、

太陽の運行による季節の変化と合いません。

また、太陽の動きを太陽と月のめぐりを取り入れた
太陰太陽暦※も、

年ごとに季節と月日にずれがあり、
年によってはひと月ぐらいずれるので、
季節の目安になりにくいものです。

そこで、古代中国で考案された二十四節気を暦に取り入れ、
季節の指標にしていました。

今回はその、二十四節気について、ご説明しますね*^^*

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日本の暦二十四節気とは?旧暦とは違うの?

まずは、以前お話しした旧暦からおさらいしましょう。

詳しくはこちらからもご覧下さい。

旧暦とは?

旧暦、正しくは太陰太陽暦といい、古代中国から伝わりました。

旧暦は月の満ち欠けを元にして作られたもので、1年354日です。

今の新暦より11日少ないですよね?

そこで、19年に7回の閏年を取り
(ほぼ3年に1度)、
日数の調整を行っていました。

二十四節気とは?

旧暦では、太陽の位置とは無関係に
月の動きで暦を決めていたため、

春夏秋冬の暖、暑、涼、寒の時期と
暦でズレが生じてしまい、

このズレを無くすため

太陽の位置や動きをもとに、
一年を24等分にし、
季節の節目を表す言葉をつけたものです。

そこで、最初の疑問、
二十四節気と旧暦はちがうか?と
いう答えですが、

旧暦の正式名称は
太陰太陽暦でしたね?

陰暦は月の満ち欠けで決めていた暦。
太陽暦は太陽をもとにした暦。

ですので、

陰暦の中の太陽暦の部分が、
二十四節気の部分といえますので、

大きなくくりでは旧暦と同じです。

二十四節気だけじゃない?

二十四節気のほかに
土用、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日などの
「雑節」と呼ばれる季節の区分けを取りいれたのが、

そこで、太陽の運行とのずれを何らかの方法で補正することになります。
こういう暦が、太陰太陽暦です。

日本の暦の二十四節気

季節二十四節気

【立春:(りっしゅん) 】 2月4日頃

旧暦では、立春近くに正月がめぐってきたので、
立春は春の始まりであり、
1年の始まりでもありました。

また、様々な決まりごとや
節目の基準にもなっています。

【雨水 (うすい) 】 2月19日頃

雪から雨へと変わり、
降り積もった雪も溶けだす頃と
いう意味です。

地域によっては、
まだ雪深いところも多く、
これから雪が降り出す地域もありますが、
農作業の準備を始める目安の日とされてきました。

【啓蟄 (けいちつ)】3月6日頃

旧暦2月。

冬ごもりから目覚めた虫が、
穴をひらいて顔を出す頃。
「啓」はひらく、
「蟄」は土の中にとじこもっていた虫(蛙や蛇)
という意味です。
日差しも春めいて、
生き物が再び活動し始めます。

【春分 (しゅんぶん) 】3月21日頃

昼夜の長さがほぼ同じになる日で、
この日を境に陽が延びていきます。

春分の日は彼岸の中日で前後3日間を春彼岸といい、
先祖のお墓参りをする習慣があります。
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」として
国民の祝日になっています。

【清明 (せいめい) 】 4月5日頃

清明という言葉は、この頃になると、
春気玲瓏(しゅんきれいろう)として、
草木の花が咲き始め、
万物に晴朗の気があふれてくる。
という意味です。

【穀雨 (こくう) 】 4月20日頃

春の柔らかな雨に農作物がうるおうという意味です。
この時期に農作物の種をまくと、
雨に恵まれ、よく成長するといわれています。

【立夏 (りっか)】 5月6日頃

この日から立秋の前日までが暦の上では夏となります。
この頃になると新緑に彩られ、
風も爽やかになって、
夏の気配も感じられるようになります^^

【小満 (しょうまん)】 5月21日頃

陽気が盛んになり、花の時期の終わった山野の植物は実を結び、
草木が成長して茂るという意味です。
農家では田植えの準備を始める頃。
動物や植物にも活気があふれます。
万物がほぼ満足する季節という意味もあります。

【芒種 (ぼうしゅ)】 6月6日頃

旧暦5月。
この頃には五月雨が間断なく降り続く季節。
「芒種」とは「芒(のぎ)」のある穀物、
稲などの穀物の種をまく時期という意味です。田植えの目安とされ、農家が忙しくなる時期です。

【夏至 (げし) 】 6月21日頃

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旧暦5月。

北半球では、太陽が最も高く昇り、
1年で最も昼が長い日です。

ただ、日本では梅雨のシーズンでもあるので、
日照時間が短く、あまり日の長さを実感できないかもしれません。
暦の上では夏の折り返し地点にあたり、
夏至を過ぎると暑さが増して本格的な夏がやってきます。

【小暑 (しょうしょ) 】7月7日頃

旧暦6月

だんだん暑さが増していくという意味です。
また、小暑と大暑を合わせた
およそ1か月を「暑中」といい、
「暑中見舞い」を出す期間とされています。

【大暑 (たいしょ) 】7月23日頃

旧暦6月。

夏の暑さが本格的になるという意味ですが、
農家にとっては田の草取り、
害虫駆除など暑い中での農作業が続く大変な時期です。
また、土用の丑の日が近く、
夏バテ防止にうなぎを食べたりする頃です。

【立秋 (りっしゅう) 】 8月7日頃

旧暦7月。

厳しい残暑は続きますが、
この日から暦の上では秋となります。
夏至の頃に比べると日の入りも早く、
秋の気配が漂いだす頃です。

また、立秋を過ぎたら
「暑中見舞い」は「残暑見舞い」
に変わります。

【処暑 (しょしょ)】 8月23日頃

暑さがおさまるという意味で、
日中は暑いものの、
朝晩の涼しさに初秋の息遣いを感じる頃です。

【白露 (はくろ) 】 9月8日頃

秋分の15日前にあたります。
白露は「しらつゆ」の意味で、
秋が深まり、
草花にたまったしらつゆが、
秋の気配を実感させます。

【秋分 (しゅうぶん) 】 9月23日頃

昼夜の長さがほぼ同じになる日で、
この日を境に日が短くなり、
秋の夜長に向かいます。
秋分の日は彼岸の中日で
前後3日間を秋彼岸といい、
先祖のお墓参りをする習慣があります。
「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として
国民の祝日になっています。

【寒露 (かんろ) 】 10月8日頃

草木に冷たい露が降りる頃という意味です。
秋の長雨が終わり、ぐっと秋が深まります。
稲刈りが終わるころで、
その他の農作物の収穫もたけなわとなります。
また、北の方から紅葉の便りが届きはじめます。

【霜降 (そうこう) 】 10月23日頃

早朝に霜が降りはじめる頃という意味です。
晩秋を迎え、北の方では朝霜が降り、山々は紅葉に染まります。

【立冬 (りっとう) 】 11月7日頃

この日から立春の前日までが、
暦の上では冬となります。
木枯らしが吹き、冬の訪れを感じる頃。
太陽の光が弱まって日も短くなり、
木立ちの冬枯れが目立つようになります。

【小雪 (しょうせつ)】 11月22日頃

山には初雪が舞い始める頃です。
「小雪」とは、冬とは言えまだ雪はさほど多くないという意味で、
冬の入口にあたります。

【大雪 (たいせつ) 】 12月7日頃

山の峰々は雪をかぶり、
平地にも雪が降る頃です。
本格的な冬の到来で、
動物たちも冬ごもりを始めます。
年末に向け、お正月の準備も始まって、
何かとあわただしい時期でもあります。

【冬至 (とうじ) 】 12月22日頃

太陽が最も低い位置にあり、
1年で最も夜が長く、昼が短い日です。
また、冬至かぼちゃ、冬至がゆ、
柚子湯などで、
厄払いや無病息災を願う風習があります。

【小寒 (しょうかん) 】 1月5日頃

池や川の氷も厚みを増し、
寒さが厳しくなる頃です。
この日を「寒の入り」といい、
寒さの始まりを意味します。
そして、小寒と大寒を合わせた
およそ1か月を「寒中」「寒の内」といい、
寒中見舞いを出す時期とされています。

【大寒 (だいかん)】 1月20日頃

冷え込みもはげしく、寒さが最も厳しい頃。
二十四節気の最後の節気で、
最後の日は「節分」で、
寒が明ければ「立春」。
暦の上での春になります。

日本の暦、二十四節気と季節感のズレとは?

お正月。
真冬に、新春のお祝いをしたり、

桃の節句に桃の花が咲いていなかったり。

なんだか季節感がズレているような
そんな感じがする…

そう思った事はありませんか?

そのズレた感じは合っているんです!

そもそも、二十四節気は、
古代中国で作られたもので、
当時の黄河流域(今の北京あたり)で、
日本でいうと、東北北部くらいの緯度です。
また、大陸性気候と
島国の日本の気候では
かなり、ズレが生じてしまうんです。

さらに、旧暦から新暦に変更されるとき、
旧暦の明治5年12月3日が
新暦の明治6年1月1日になりました。
実際には1ヶ月ほどのズレが、
ここで生じてしまっています。

なんだか、季節と共に生きていた
昔の人が羨ましいな…

なんて思ったりしてしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

実は日本の暦にはまだまだ種類があります。

そして、方角や時刻も今と違う
呼び方があります。

本当に奥が深いですね。

日本の歴史って。

これからも、どんどんご紹介していきたいとおもいますので、

ご参考にしていただければ、嬉しいです!

それでは、また~(*^^*)

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